2019年2月3日 （仮訳）オーストラリア産の黒色小型の盤菌の新種、Smardaea australis Catcheside, PS. et al., 2017. A new species of small black disc fungi, Smardaea australis (Pezizales, Pyronemataceae), is described from Australia. Swainsona. Available at: https://data.environment.sa.gov.au/Content/Publications/JABG31P017_Catcheside.pdf [Accessed February 3, 2019] 【R3-05918】2019/2/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ オーストラリアのビクトリア州および南オーストラリア州で採集された盤菌の一種を検討し、Smardaea australisとして新種記載した。 本種は子嚢盤が淡色で子嚢が短いこと、色素の濃淡などから、同じく本属において球形平滑の子嚢胞子を有するS. planchonisとは別種と考えられた。 本種はオーストラリア産の初のSmardaea属菌として報告された。 South Australia. Sleaford Bay, Coffin Bay National Park （新種） Smardaea australis P.S. Catches. & D.E.A. Catches. 語源…南方の 【よく似た種との区別】 Smardaea planchonis 砂質土壌に発生する 形態的に類似している（当初この種のシノニムに同定された） 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子のQ値の範囲が重なる 子嚢胞子が球形 子嚢胞子表面が平滑 本種と異なりオーストラリアではなくフランス、スペイン、イタリア、オーストリア、ドイツ、モンテネグロ、米国、アルゼンチンなどに分布する 本種より子嚢が長い 本種より子嚢盤組織中の紫色色素が濃色